玄関のカビが増える雨の時期!原因と予防、有効なリフォームとは?

(2020年06月12日)

おはようございます!スタッフ森です。

梅雨になるとじめじめと湿気が増えてカビが繁殖しやすくなりますよね。今日は悩ましい玄関のカビについてのお話をさせていただきます!

 

下駄箱はカビの温床

カビが繁殖する原因は主に4つあります。実はこの全てが下駄箱の中の環境にあてはまるのです。

①湿気
70~80%の高い湿気が原因になります。履いた靴をすぐに下駄箱にしまうと、雨や汗で濡れた靴が水分を含んだまま密閉空間に閉じ込められてしまいます。

②温度
20~30℃が最もカビや菌が繁殖しやすい温度です。この時期はもっともカビが繁殖しやすくなります。

③栄養分
カビの栄養分は主にたんぱく質です。靴についた皮脂などがこの栄養源となってしまいます。

④酸素
酸素もカビの繁殖の要因です。なのでよくお餅やお菓子には脱酸素剤などがカビ防止に入れられていますよね。玄関に酸素はもちろん豊富にあるので要件クリアになってしまいます。

 

カビを予防するには

日常的にカビを予防する方法を6つご紹介します。

①靴をつめこみすぎない 

靴についている汚れはカビの温床になります。靴と靴のスペースをあけて収納するようにしましょう。

②靴を定期的に干す

濡れた靴はそのままいれてはいけません。また濡れてないように見えて靴は水分を含んでいますので、天気の良い日に外で干すようにしましょう。

③扇風機をあててかわかす

下駄箱の中に扇風機をあてて湿気を飛ばします。扉を開けているだけではなかなか換気がしづらいですので強制的に乾かしましょう。

④除湿剤を置く

水分は空気より重いので下の方にたまります。除湿剤を置いて水分を吸収してもらいましょう。

⑤新聞紙を詰める

新聞紙をまるめて下駄箱の隅に詰めておくと湿気を吸湿してくれます。置きっぱなしにすると雑菌が繁殖してしまいますので1週間くらいのうちに取り替えましょう。

⑥定期的にエタノールを吹き付ける

少し発生してしまったカビを繁殖させないためにエタノールでの殺菌がおすすめです。

 

カビを防ぐ玄関リフォーム

カビの繁殖を抑え臭いを軽減する「調湿建材」を使ったリフォームも有効です。

 

・LIXIL 調湿建材「モイスNT」を使用した棚板を採用した玄関収納

(画像出典:LIXIL)

キャビネット内部の湿気を調節しカビの繁殖を抑制します。また様々な臭いの原因物質を吸着することで嫌な臭いを軽減します。カウンター型、コの字型など自由に組み合わせることができます。

 

・DAIKEN 調湿壁材さらりあ~と 

(画像出典:DAIKEN)

呼吸する壁「さらりあ~と」は微細な空気孔に湿気を吸収して部屋の湿度をちょうどよく調節します。ジメジメ感を和らげます。

 

・LIXIL  エコカラット 

調湿壁材エコカラットは無数の孔が快適な湿度を生み出し、気になるにおいや住まいの有害物質も軽減します。調湿する壁でありながら水拭きで簡単にお手入れすることができます。壁のリフォームでカビ対策をすることができます。

 

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いかがでしたでしょうか。

カビの予防に特化してまとめてみました。カビが生えてしまった場合はいち早くおとして、予防のところから繰り返して頂くと徐々になくなっていくと思います。

梅雨の時期も皆様が快適な毎日を過ごせますように!

 

投稿者:森