2月2021

地震の被害を受ける前に!地震に強い外壁へリフォーム・メンテナンスしませんか?事前の対策をオススメいたします。

(2021年02月19日)

こんにちは。スタッフ竹原です。

先日の大きな地震、皆さまのお宅は大丈夫でしたか?

東日本大震災の余震だということをニュースで知り驚きました。東北の皆さまも10年前を思い出し大変恐ろしかったのではないかと思います。

今後はあのような規模の地震が起きないで欲しいと願ってはおりますが、自然災害はいつどこで発生するかわかりません。備えられるものは備え、対策のとれるものは対策をとる必要があるのではないかと思います。

 

そこで本日は

地震の被害を受けてしまう前にオススメしたい!「外壁の定期的なメンテナンス」や「地震に強い外壁へのリフォーム」をご紹介させていただきます。

外壁は家の外側であるがために、雨風にさらされ傷み劣化していきます。美しく保つためにも定期的なメンテナンスは必要ですが、今回のような地震が起きてしまった際に被害を受けないためにも、メンテナンスやリフォームは欠かすことができないのです。

 

【メンテナンス】

外壁は他の部位よりも劣化が早いとあげましたが、その中でも特に劣化の目安となる部分が外壁材の継ぎ目部分にある「コーキング」です。コーキングは継ぎ目から雨水が建物内部に侵入しないように施工されるものなのですが、材料の性質上どうしても外壁材よりも早く劣化し、ひび割れや剥がれ、亀裂といった現象を起こしてしまうのです。3年~5年ごとの点検で不具合が確認できる箇所についてはその都度部分的な補修を実施し、時期を見ながらリフォームをを予定しておきましょう。

【外壁リフォームの種類】

◎塗装

タイル以外の外壁の場合には定期的な塗り替えが必要になります。塗装は住宅をきれいに見せるだけでなく、外壁材の表面塗膜面を一定の状態に保つという大変重要な働きがあるのです。

 

・既存外壁がモルタル下地の塗装の場合

経年劣化によりモルタルにヒビが入ることも多く、このすき間から雨水が侵入し、住まいの構造部分(土台、柱など)を想像以上にいためてしまうことが多いのです。

・既存外壁がサイディングの場合

当初の表面塗膜は比較的長持ちするものが多いのですが、その後の適切なメンテナンスを怠ると、サイディングに亀裂が入ったり割れてしまうという現象も出てきます。

外壁に触って白い粉のようなものが付いてしまう状態は、塗装面劣化のサインといえるでしょう。雨や紫外線などによって塗膜が劣化したことを示すチョーキングという状態です。

 

◎サイディング

外壁にある程度傷みが生じていて、すでに住まい構造部に水の浸入が疑われるような場合であれば、塗り替えではなく新たにサイディング材を設置するリフォームを検討するタイミングだといえるでしょう。

サイディング材を施工するには「重ね張り工法」と「張り替え工法」の二種類の工法があります。

・重ね張り工法

既存外壁を下地として使うため廃材処分が少なくて済みますが、構造部の劣化が進みすぎている場合は荷重に耐えきれず施工することができないのです。

・張り替え工法

既存外壁をはがし土台や柱を直接確認しながら、必要な補修や部材を交換することができるのです。そのため費用は「重ね張り工法」に比べ少し高くはなりますが、住まいを健全な状態・地震に強い状態にすることができます。

どちらの工法も塗り替え工事よりも割高になるのですが、外壁の状態が綺麗になるだけでなく断熱性や遮音性が向上しエアコン効率が良くなったり、静かな住環境を作りやすくなったりというメリットもあります。もちろん地震に強い外壁ともいえるでしょうし、事前の対策としては有効なリフォームだと言えるでしょう。

 

◎タイル仕上げ

重厚感があり根強い人気をもつタイル仕上げは、耐久性にも優れているので、地震に強い外壁 ともいえるでしょう。住まいにアクセントを加えながら壁面構造を強化するというのも、事前の対策として良いかもしれないですね。

 

【メリット】

外壁のリフォームは、家を地震に強い状態にするという事前の対策だけではなく、省エネ効果も考えられるのです。

サイディング材には断熱材があらかじめ充填されているものもあり、そちらを採用すると建物の寿命を延ばすだけにとどまらず、建物の断熱性能を向上させることができるのです。

塗装によるリフォームの場合、遮熱効果の高い塗料を採用することで、真夏の日射熱が室内に入り込むのを防ぐことができるのです。

外壁リフォームを検討する時は建物の劣化状況や見た目の改善だけでなく、このような断熱性能についても目を向け、メリットを逃さないようにする必要がありますね。

 

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【まとめ】

地震などの自然災害は予告なしにくるものです。

被害を最小限に抑えるためにも、定期的なメンテナンスやリフォームについて意識しておいた方がよいことは、おわかりいただけましたでしょうか。

何かが起きてしまった後に慌てて対応しなくてもよいように、外壁は日頃からの定期的なメンテナンス・リフォームが大切なのです。

定期的なメンテナンスやリフォームのご相談承っております。

どうぞご相談ください。

外壁塗装の施工例もご参考にされてください。

 

 

投稿者:竹原

 

 

 

「卒FIT」後の電力活用にお悩みでは?余剰電力を積極使用するエコキュートが今春発売

(2021年02月05日)

こんにちは!スタッフ森です。

先月、突然我が家のリビングのエアコンが動かなくなり、極寒の一日を過ごしました。

知人の電気屋さんが翌日きてくれて、「タダでいい」との事。なんで?!と聞いたら、実はそのエアコンがリコールが出ていて、修理費不要との事でした。良かった~と思いつつもリコール製品を使ってたなんてウカツだった~と反省。家庭で使用してるものの情報は積極的に仕入れたいものだなぁと思いました。

 

ブログでも、太陽光発電蓄電池エコキュートなどについて書かせて頂きましたが、すでに設置をして使っているご家庭では、『卒FIT』後の電力の有効活用についてお悩みではないでしょうか。

 

・『卒FIT』とは

『卒FIT』とは、2009年11月から始まった太陽光発電余剰電力の固定価格買取制度「FIT」において、買取期間が終了(卒FIT)することです。卒FIT後は再契約時の売電単価が大きく下がるため、売電するよりも「自家消費する」方が経済的に有利で効率的と言われています。

 

・『売る』よりも『使う』コロナエコキュートの新商品

卒FITするご家庭が増えていることから、余剰電力を積極的に自家消費する商品などが増えています。

コロナでは、太陽光発電の余剰電力を積極的に活用する機能「ソーラーモードプラス」を強化した機種など、エコキュート34機種を2021年4月から順次発売します。

 

(画像出典:コロナ)

 

◎ソーラーモードプラスで太陽光発電の自家消費率が最大80%に向上

新製品は、太陽光発電の余剰電力を活用してエコキュートの沸き上げを行う「ソーラーモードプラス」を強化し、昼間に沸き上げる割合を従来の最大50%から80%に高めたことで、発電した電気をさらに積極的に自家消費することが可能になりました。

(画像出典:コロナ)

 

◎アプリを使って遠隔操作

スマートフォンアプリ「コロナ快適ホームアプリ」を使って、おふろのお湯はりなど、外出先でも簡単にエコキュートを操作できます。また、お湯の使用量や使用可能湯量などスマートフォンから確認することも可能です。

 

◎みまもり機能の充実で安全・安心な入浴をサポート

人感センサーと水位センサーを用いて、ご家族の浴室への入室や浴槽への入浴状況を台所リモコンへお知らせする「入浴お知らせ」(図1)のほか、「コロナ快適ホームアプリ」では、スマートフォンからご自宅でお子さまやご高齢の方など入浴者の様子をチェックすることができるため(図2)、家事の最中やバスルームから離れたところでもおふろの様子がわかります。 アプリで遠隔地にあるエコキュートの使用状況もチェックすることができ、離れて暮らすご家族のみまもりに役立ちます。

(画像出典:コロナ)

 

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『卒FIT』後も余剰電力を売ることはできますが、家庭の電気代が高騰している昨今、家庭で消費した方がお得になることが多くあります。活用方法などお悩みがありましたら、チームロハスまでお気軽にご相談ください。

次回は、こちらも余剰電力を有効活用できる、ヒートポンプ式温水暖房について書きたいと思います。

 

投稿者:森