雨漏りの心配がある屋根に!状況にあわせたリフォームの方法をご紹介

(2020年06月18日)

こんにちは!スタッフ森です。

梅雨入り宣言後も合間の晴れた日は30℃を超える真夏日ですね。天気予報をチェックしない日はありません!(ちなみに私はアプリとZIP!でチェックする派です)

不安定な天気が多くなるこの時期、台風や大雨による雨漏りが心配ですね。今回は屋根の防雨リフォームを取り上げたいと思います。

 

雨漏りの原因は?よくあるポイント

1.屋根の経年劣化

年数を経た屋根は、スレートのヒビや漆喰のくずれ、瓦のずれなどから雨漏りをするケースが多くあります。

2.ベランダのヒビ 

雨風にさらされる上に人の出入りがあるベランダは防水塗膜が擦り切れやすくヒビなどのダメージが表れやすいです。排水口が詰まっていると雨水が流れていかず小さなヒビなどから建物の中に水が浸入していきます。

3.サッシ枠と防水シートの隙間

雨水は外壁をつたって流れ落ちてくるためひび割れや縮んだシーリングの隙間から雨水が浸入してくるので防水シートをはられていますが、施工不良や経年劣化によってサッシ枠と防水シートの間に隙間ができると雨水が浸入してきてしまいます。

 

雨漏りが発生しやすい屋根の部位は?

最も雨が漏れやすい屋根の部位として知られるのは、「谷とい板金」という屋根と屋根の取り合い部に用いられる板金です。次に続くのが「屋根本体の経年劣化」で雨や紫外線によるダメージを受ける事により防水機能が損なわれ雨漏りをします。他にも下屋根と外壁の取り合い板金など、板金がらみの雨漏りが多くみられます。古くに建てられた住宅には板金にトタンが使われていることが多くその寿命は20年ほどで、小さなサビから少しずつ穴になりゆっくりと雨漏りが進行してしまうのです。

 

どんなリフォームを選んだらよい?

屋根のリフォームには、「塗り替え」「カバー工法」「葺き替え」「補修工事」という4つの工法に大きくわかれます。

①塗り替え 

セメント瓦や化粧スレート、金属屋根は塗装をして色をつけています。したがって色褪せやサビが見えてきたら「塗り替え」を検討してみてください。塗料は防水効果もあるので塗り替えることで雨漏りを防ぐ効果があります。塗り替えは10年ごとに行うことをおすすめします。

②カバー工法 

塗り替えでは防げない場合は、屋根材を一旦おろして新しくつけかえる「葺き替え」か、屋根材の上に新しく他の屋根材をかぶせる「カバー工法」があります。

カバー工法は化粧スレートがつけられた屋根によく用いられる工法です。なぜなら過去に使われた化粧スレートにはアスベストが含まれておりその撤去には莫大な費用がかかるからです。カバー工法では化粧スレートなどの屋根材は撤去せず家を取り壊すときにまとめて撤去するため、屋根を葺き替える際の費用が安く済むというメリットがあります。

③葺き替え 

「葺き替え」はすでにある屋根材を一旦おろして新しくつける工法です。

古くなった瓦やセメント瓦、金属屋根によく使われます。長年たった屋根は屋根材の下の野地板が傷んでいる可能性があり野地板を変える場合も葺き替えなければいけません。葺き替えには釉薬瓦や化粧スレート、金属屋根とほぼすべての屋根材が使われます。

④補修工事  

「補修工事」は、屋根が一部壊れたときや屋根に浮きやズレが出てきたときにおこなう一時的な工事です。

補修工事は他に比べ工事費用が安く済みます。「いずれ建て替えるので今はとりあえず雨漏りを直したい。応急処置でよい」といった方に好まれます。ただ何度も補修工事を繰り返すと結果として高くなる事もあるので、早めの葺き替えをする方がよい場合もありますので、タイミングの見極めが重要といえます。

 

 

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近年は大雨や台風の被害が想像以上に大きくなってしまう事例が多発しています。

小さなことでも心配な点がありましたらチームロハスのリフォーム担当までお気軽にご相談ください。

屋根工事の施工例はこちらから。

 

投稿者:森