台風への備え出来ていますか?~直前に出来る準備・対策をご案内~

(2021年09月17日)

こんにちは。スタッフ竹原です。

秋の気配を感じるようになりつつも、雨の多い日が続いておりましたが、今度は台風が接近しているようです。

今回の台風14号は本日17日に九州に上陸したようで、明日はここ千葉県にもかなり影響が出るようです。

これまで台風や地震など自然災害への備えをご紹介してきましたが、本日は台風が迫っている今からでも出来る直前の対策をご紹介いたします。

 

【家の外での備え】

■風が強くなり大雨が降り始める前に済ませておきましょう。

①窓や雨戸はしっかりと閉め、かぎをかける

強風で飛ばされたものが窓を突き破る危険があります。窓ガラスが割れたときに破片が飛び散るのを防ぐため、内側からガムテープを縦・横・斜めに貼っておくと飛散防止に効果的です。カーテンは閉めておきましょう。

ベランダの排水口や、家の周りの側溝や排水溝を掃除する

豪雨時の浸水被害を防ぐために!枯葉やゴミなどは取り除いて、水はけを良くしておきましょう。

③風に飛ばされそうなものは、しっかりと固定するか室内に収納する

屋外の自転車はカバーをかけていると強風で飛ばされたり倒されたりすることがあります。カバーは外し、あらかじめ倒しておくとよいでしょう。

ベランダに洗濯機を置いている場合などは、洗濯槽に水をいっぱいに溜めるなどして風に飛ばされないようにします。ふたやコード、ホースはガムテープなどで本体に固定しましょう。また、ベランダや庭にある植木鉢や物干し竿、レジャー用品など飛ばされそうなものは室内に収納しましょう。

 

 

【家の中での備え】

停電や断水などのライフラインが途絶えたときのことを想定し、非常用品飲料水や生活用水を確保しておきましょう。可能な方は緊急連絡手段や避難方法について家族と話し合いが出来れば安心ですね。

非常用品を袋などにまとめておく

災害時の対策」でもご紹介しております、持ち出し品・備蓄品リストをご参考に、今からでも間に合うものを準備しましょう。

※飲料水・レトルト食品、トイレットペーパーなどすぐに準備でき、今後のストックにもなるものは準備したほうがよいかもしれないですね。

②浴槽やバケツなどに水をためておく

ライフラインが止まった場合、蓄電池を設置されている方は心強いですね。

蓄電池の設置をされていない場合、電気やガスの蓄えはできませんが、水はためておけます。断水に備えて、浴槽やバケツなどに水をためておけばトイレも使えます。

携帯電話などの充電も済ませておきましょう。

避難場所や避難経路を確認しておく

時間のある方は、家族で緊急の時の連絡手段や方法、集合場所(学校や公民館など自治体が指定する避難場所)や避難経路について話し合って決めておけると安心です。

 

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「いつか…」や「雨が降り始めてから…」では遅いこともあります。「備えあれば憂いなし」でもご紹介しましたように、台風接近時には事前に備えを固めることで、被害を避けたり減らしたりすることができます。

各自治体も台風への備えについて注意喚起を出しています。最新の気象情報はもちろん、自分の地域の防災情報もこまめに確認しておきましょう。

今回の台風14号で大きな被害が出ないことを祈っております。

 

投稿者:竹原