「もったいない=MOTTAINAI」

(2020年04月08日)

こんにちは。代表の大木です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今、世界中の国々と人々が、コロナウィルスに打ち克つべく戦っています。

ウィルスに感染する時、その人がどこの国の人間であろうと、関係なく拡がっていきます。人種も国境も、ウィルスには何の意味も持たないのです。地球はひとつの惑星であるという事実を、痛みを伴いながら感じてしまいますね。

 

TEAM LOHASは、社名にある通り、「健康で環境に配慮した継続可能なライフスタイル」LOHASの価値観を大切にしています。今日は、環境破壊を難しく語るのではなく、シンプルに「もったいない」という一言で表現した、ワンガリ・マータイさんの言葉を集めた本をご紹介させて下さい。

 

もったいない プラネット・リンク(編) マガジンハウス

*******************

ノーベル平和賞受賞者で、元ケニア共和国環境副大臣、故ワンガリ・マータイさんが日本で見つけた言葉、

「もったいない=MOTTAINAI」

 

環境問題に取り組む中で掲げられる合言葉に「3つのR」というものがあります。

優先順位は、1番目に廃棄するものを減らすリデユース(発生抑制)。2番目に繰り返して使うリユース(再使用)。そして最後の最後、使い終わったものを廃棄せざるを得ないときに、3番目のリサイクル(再資源化)。

この3Rのすべてを、たったひと言で言い表わしている素晴らしい日本語が「もったいない」です。

この本は、「ご飯は残さず、魚は余すところなく食べる」「風呂敷はたった1枚で上手にものを包み運ぶ」など、19の「もったいない」のお話を、絵と読み仮名をふったわかりやすい文章で綴り、英訳もつけています。

あっという間に読めてしまうのに、いつまでも心に残る本です。マータイさんの声に耳を傾けるひと時をぜひ過ごしてみてくださいね。