もしも、の時にも安心です!~太陽光発電の仕組み・特徴を改めてご紹介~

(2021年04月30日)

こんにちは。スタッフ竹原です。

チームロハスで仕事を始めて1年が経ちました。通勤途中に戸建ての家の屋根を見ては太陽光パネルが設置してあるかどうかを探してしまう私です。

「太陽光」耳にすることも多いですし、多くの方が何となく〝太陽の光で発電ができる″とご理解されているかとは思います。実際当社で既に設置済みの方も多数いらっしゃいますが、本日は改めて「太陽光」の仕組みや特徴をご紹介させていただきます。

●太陽光発電の仕組み

太陽の光からどのようにして電気が作られるのでしょう?

太陽から地上に降り注ぐ「光エネルギー」が「太陽電池」に当たると、「光起電力効果(ひかりきでんりょくこうか)」とか「光電効果(こうでんこうか)」と呼ばれる現象が起こります。
光が照射されることで、太陽電池を構成している半導体の電子が動き、電気が起きるのです。

また、太陽電池をたくさん繋げたものをソーラーパネルといいます。いちばん小さな単位を「セル」、そのセルを板状につなげたものを「モジュール」、とか「パネル」と呼びます。

最近ではソーラーパネルを、一般家庭の屋根に設置することが増えてきましたよね。

 

太陽光発電に必要な機器

ソーラーパネル以外に何が必要なのでしょうか?

・パワーコンディショナー

コンディショナーは、太陽光発電で発電された電気を変換する機器です。

自宅で使用される電気は「交流」ですが、太陽光発電で発電されるのは「直流」であるため、自宅で使用できるようにパワーコンディショナーを通して交換する必要があるのです。太陽光発電では欠かせない機器であるため「太陽光発電の心臓」と呼ばれたりもするのです。

(Panasonicより)

・分電盤

分電盤は、パワーコンディショナーで変換した電気を自宅のコンセントに送り出す役目をする機器です。また、売電するときに電気を送電線に送り出す役割も担っているのです。

 

太陽光で発電できる電気の量は?

実際に太陽光発電を導入すると、どれくらいの電力が発電できるのでしょう?

太陽光発電協会(JPEA)によれば、設置容量1kWあたりで年間約1,000kWhの太陽光発電ができると発表されています。

もちろん天候や設置条件によって異なりますが、4.5kWの発電設備を設置すると、年間4500kWhの発電が期待できることになります。一般的な家庭の、平均年間電力消費量を約5,000kWhだと仮定すると、約9割もの電力が太陽光でまかなえることになるのです!

 

9割は大きいですよね!

 

●太陽光発電の特徴

・非常にエコ

火力発電や原子力発電のように、燃料を必要としないので、排気ガスやCO2、燃えかす、使用済み燃料の処理なども発生しません。

また、枯渇やCO2の排出の心配がない「再生可能エネルギー」であり、繰り返し発電できるクリーンなエネルギーなのです。

・故障しにくい

可動部分がない分、故障しにくく信頼性が高い。

・別で土地を用意する必要がない

住宅などの建物やカーポートの屋根に設置が可能であるため、気軽に設置が出来ます。

ソーラーカーポート施工例はこちら

 

・災害時も安心

太陽光発電は太陽の光さえあれば発電ができるため、地震や洪水などの災害で電力が一時停止されてしまった場合でも、自家発電をして電力を使用することができます。

とくに大規模な地震があると、安全面の観点などから火力発電所や原子力発電所の稼働がストップされますよね。
このような時に何の備えもしていないと、日常生活もままならなくなってしまうかもしれません。

万が一災害が発生しても太陽光発電があれば安心して電気が使えるため、長い避難生活にも備えられることでしょう。

 

最近は地震も多いですし、自家発電が出来ると心強いですよね。

 

・蓄電池と併用できる

蓄電池を設置することで、太陽光発電で作り出した電力を蓄電池に貯めることが可能となります。

太陽光発電と蓄電池を併用することで、発電しすぎた電気を「電気を発電できないとき」にも活用できるようになります。太陽が出ない梅雨時期や太陽が隠れる夜間も、日中の太陽光で発電した電気が使用でき、よりエコに電気を有効活用することができるでしょう。

 

 

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まとめ

ご紹介させていただきましたように太陽光発電は、魅力がたくさんあります。地球環境にやさしい安全でクリーンなエネルギーであるため、近年急速に普及が進んでいます。

太陽光発電を導入することで、家庭で使う電気の多くをまかなえるケースもあります。

設置には初期費用がかかりますが、災害時の備えのためにも、太陽光発電は蓄電器とのセット導入が非常におすすめです。

後付けの対応もさせていただきますので、ご興味のある方・ご検討中の方は当社までご連絡をお願いいたします。

施工例はこちら

 

投稿者:竹原